PLフィルターの白点

写真を趣味にし銀塩、デジタル問わず一眼レフをお使いなら一度はお使いになった事が有るであろう反射を取り除いたりコントラストを上げる効果の有るPLフィルター。

多くの方は、レンズに取り付けクルッと回し効果を確認しながら調整し撮影なされていると思います。
良く見ると多くのPLフィルターの枠には白い点や三角マーク(以下マーク表記)が有ると思います。
(自分が所有している数枚の内の一枚はマークがありません)
一眼レフで使用する場合は、マークなどあまり気にしないで前記のようにクルッ回し撮影されていると思います。

以前はフィルターと言えばちゃんと紙の箱に入り、丁寧な説明書(使い方や、露出倍数等が書かれた)付いている物でした。
太陽の方向に対して直交方向の被写体だとマークを太陽の方向にあわせると効果が最大になります。
このマークを合わせて撮影されている方は少ないと思われますし最大効果以外で使うことも多々有りますのであまり気に止めて居られる方は少ないと思います。

一眼レフや大判ビューなどの時は、ファインダーで確認すれば済むので良いのですが多くのレンジファインダー機ではファインダーを覗きながら調整する事が出来ません。

(マミヤ7には便利なアダプターが有りますが、現在も販売されているかは未確認)

自分は今年になりレンジファインダー機のフジのGW690Uを入手し愛用していますが、PLを使うときは露出計が内蔵されていない写真機なのでメーターで計り露出倍数の加算もしなくてはいけないし、PL効果も目の前にかざしマークに位置を確認し同じ位置にマークが来るようにレンズに取り付けなくてはいけません。
PL使用時は結構面倒です。

位置を合わせるのに、大体 時計で言うと針が1〜12のどの辺りと見当をつけて取り付けていました。しかし、ねじ込んでる間にずれたりします。
この辺りにマークが来るようにと、その位置を指で押さえて取り付けると言う方法も試しましたが手がもう一本欲しい状態になります。

どうにかならないかと?
カメラ側に、この位置だと言うを付ければ良いのですが、その時々での位置は変わりますので良策ではありません。

レンズの鏡等に紙のシールを貼り、PLを使うたびに印を付ける方法も考えましたが何回も使うとだらけになってしまい良策ではありません。

写真機を眺めること数分。。。。。。!

GW690Uはレンズは引き出し式フードが内臓されています。
使用時に手前に引き出すタイプで、ロック等はなくクルクルと回ります。
フードがフリー回転するので、フードに印を付けPLのマークを合わせるポジションにを持ってといてマークが来るように取り付ければ簡単な事に気づきました。

フードに付ける90度位相で4ヵ所付ける事にしました。
4ヵ所付ける事により何処かのをどちらか45度以下回せば済みますので、無駄にフードを回し緩くなったり破損するリスクが減ると思います。
を付けたGW690U(印はテプラで作成)
フードは内臓引き出し式、クリック等はなくフリーに回転します。
所有のPLフィルター
枠の部分に白い三角マーク
目の前にかざしマーク(上の写真で白三角)の位置を確認
仮に望む効果のときのPLフィルターのマークの位置が11時と12時の間だとすると、フード格納し同じ様にフードの印(写真では青地に黒矢印)を11時と12時の間にあわせる。
その後、PLフィルターをねじ込みマークあわせる。
フード引き出し撮影。
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