Pentax645
最終更新日2005.3.15
BODY | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
645 フィルムを使い分けたい時にサブBODYとし使用中 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グリップは脱着可能 露出補正ステップの改造 写真準備中 オリジナル加工 グリップとボディ間にある丸い三極コネクターを増設しました。 電気式ケーブルスイッチは、キャノン製の60T3を接続し使用します。 |
ノーマルからの変更 ファインダースクリーン(方眼マット UG20 ) サービス窓口に持ち込み改造。。。(窓口受付ですが一週間程かかります。本体を分解し改造するようです。ハード的な面の改造だと思います。値段は忘れましたが以下の2点を改造し¥10000〜¥20000円位だったと思います。) 露出計スイッチ 645ノーマル状態では、シャッターボタンを判押ししないとファインダー内に露出データ−が表示されません。 手持ち撮影時にはシャッターボタンを半押ししてからの撮影なので、なんら不便はありませんが、シャッターボタンにレリーズを付け、レリーズ使用時は半押ししょうとすると半押しストローク(加減)が微妙な為にデータ−を確認しょうとレリーズを半押しするとシャッターが切れてしまう。 レリーズによる半押しが困難な為、シャッター半押しの代わりにカメラ上面にあるLEDボタンを押すとファインダー内に露出データ−が表示されるように改造。 露出補正ステップ変更 645ノーマル状態では、カメラ上面にあるEFボタンを押しながらアップ・ダウンボタンで1EV単位で設定。改造後は、巻き上げ切り替えダイヤルを露出補正ダイヤルに改造。 プラス1EV〜マイナス1EVまでの範囲で0.5EVステップ ノーマル状態のEFボタンを押しながらの補正機能は残ります。 EFボタンを押しながらの補正機能を併用し露出補正を設定出来る。 EFボタンによる補正地がプラス1EVで露出補正ダイヤルでの補正がプラス0.5EVの時は両方を合算しプラス1.5EV補正となる。 オリジナル加工(改造) サービス持ち込み改造で、ファインダー内データーをレリーズケーブルに関係いなく表示できるようには成りましたが、使い勝手が良いとは言えません。 645Nのように、電気式ケーブルスイッチの方がファインダーから目を離さずに済むし機械式ケーブルレリーズは若干ですがカメラブレが起きることもありますので電気式ケーブルスイッチ方式に改造しました。 645にドリルで穴をあけキャノンさんのレリーズソケットを移植した。 キヤノンGR20からコネクター部をはずし取り付けた。 しっかり固定しないと使いものにならないので、ドリルで下穴をあけてから、コネクターがピッタリ嵌る様(若干、きつめに)に合わせながらカッターで穴を削り取り付けてみた。 あとは、645のシャッターボタン部を分解し、対応する配線をサーキットテスターで調べ半田付けした。 ペンタのシャッターボタン部分、キャノンのレリーズコネクター共に三本線なので、サーキットテスターを用い対応する配線を探すのは比較的簡単に済みました。 645BODYにキャノンのレリーズとちょっと不自然な組み合わせが完成しました。 シャッター半押し、レリーズ可能です。 本来なら、645Nと共通のケーブルレリーズを使えれば良いのですがペンタのレリーズコネクターが単品では手に入らない為にキャノンEOS用グリップGR20のコネクター部を流用してみた。 (~o~) 緊急シャッター? 電池が無くても1/50秒だけですが一応シャッターを切ることが出来る。 (>_<) 基本設計が古い為に、ファインダースクリーンもその年代の品物なので、今の時代の明るいファインダーに比べ暗く見づらい。 *N及びNU用のファインダースクリーンは大きさは略同じですが、新型スクリーンには出っ張りがあり互換性はありません。 加工すれば使用可能かも知れませんが、透過率なども違うので調整が必要だと思う。 ファインダー内に、露出データ−表示部が出ている。 ファインダーの右下一部がデータ−表示部分で隠れてしまう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
645N メインで使用中 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グリップ一体型 |
ノーマルからの変更 ファインダースクリーン(方眼マット AG-80) カスタムファンクション サービス窓口に持ち込み改造。。。(一時間ほどで改造してくれます。構造的な改造ではなくソフト改造?料金は¥3000円) 1/2段シャッター ノーマルはシャツターダイヤルによる1段(EV)単位 改造後は、アップ・ダウンボタンでシャッターダイヤルで設定してある前後0.5段ステップのシャツター速度が使用(選択)可能。 例 シャツターダイヤルが1/250の時にアップボタンを押すと1/350 シャツターダイヤルが1/250の時にダウンボタンを押すと1/180 を選択出来る この時、カメラ上面の液晶に設定シャッター速度が表示される。 プログラムシフト機能 プログラムモード使用時にアップ・ダウンボタンを押すとプログラムシフトが出来るようになる。 バルブタイマー バルブモード時にアップ・ダウンボタンにより半段ステップでバルブ時間を設定出来る。 最長480秒(8分)まで設定可能 この時、カメラ上面の液晶に設定したバルブ時間が表示される。 露光中はバルブ露光設定時間がカウントダウン表示される。 オートブラケット ノーマルはオートブラケットレバーによりプラスマイナス1/3EV・プラスマイナス2/3EVプラスマイナス1EV 改造後はオートブラケットレバーによりプラスマイナス1/3EV・プラスマイナス1/2EVプラスマイナス1EV ボディ上面の表示は2/3のままで変更されません。 テプラで1/2ステッカー自作し貼ってあります。 ノーマルのプラスマイナス2/3EVがプラスマイナス1/2EVになる。 プラスマイナス2/3EVが設定できなくなります。 プラスマイナス2/3EVで撮影したい時は、露出補正ダイヤルを使い手動でブラケットする事になります。 改造によりプラスマイナス1/2EVのオートブラケットが可能になります。 露出補正の方は1/3EVステップですので、プラス0.7EV(2/3EV)時に、プラスマイナス1/2EVのオートブラケットをおこなうと、プラス0.2EV、プラス0.8EV、プラス1.2EVになります。 プラス0.3EV(1/3EV)時に、プラスマイナス1/2EVのオートブラケットをおこなうとマイナス0.2EV、プラス0.3EV、プラス0.8EVになります。 時として一般的にはあまりお見かけしないマイナス0.2EVやプラス0.8EV等の撮影データーになります。 オートブラケット順序 ノーマルは適正・アンダー・プラスの順 改造後は、アンダー・適正・プラスの順 改造をしても、設定によりノーマルの適正・アンダー・プラスの順で撮影することも可能。 (~o~) 必要最小限の撮影データ−がフィルムに記録されるので、コンテスト応募や露出の勉強に役に立つ。 マニュアルのAレンズ及びテレコン使用時はレンズ焦点距離は記録されません。 (>_<) レリーズケーブルコネクターの作りが強度不足な様な感じがする。 コネクターの位置も三脚使用時に、ファインダーを覗くと顔に当る位置にあり使用感悪し。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
645NU メイン機を酷使している事を考えていたら,割安で購入するきかいに恵まれたので予備機とし購入 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノーマル状態で使用中 Nに比べ (~o~) レリーズケーブルコネクターの作りが改善された。 但し位置としてはN同様で、ファインダーを覗くと顔に当る位置にあり使用感悪し。 ミラーアップ機構が付き、望遠レンズ使用時の安心感がアップ 但し、初代、N共にミラーアップはありませんが確りとした三脚を使っての撮影時に不満をあまり感じていません。 今後、ミラーアップが有効かどうか?撮り比べしてみたいと思います。 (>_<) Nはメーカーサービスでの設定でしたがバルブタイマー機能があり半段ステップでバルブ時間を最長480秒(8分)まで設定可能でしたが、NUにはありません。代わりにタイマー機能内蔵のレリーズケーブルを使う事になります。但し、タイマー内蔵型のレリーズは定価17000円程します。 タイマー内蔵型でない普通のレリーズケーブルもN用に比べ高くなりました。 NからNUへ
上記のような部分が変更されていますが、基本てきには両機を同時使用しても違和感を感じる事は少ないと思います。 但しNUになり露出補正及びブラケット関係で選択範囲が広がり、同時使用時に戸惑わぬ様にNUのファンクションをN同様(下記表赤文字状態)にし使用しています。
NU一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
645&645N&645NU | (~o~) 三脚取り付けネジがBODY底面と側面にある為に、クイックシューを用いると簡単に縦位置、横位置にカメラをセット出来る。 雲台のカメラ取り付けネジが常に三脚のセンター位置付近で使用出来るため、三脚の重心位置的にも良く安定する。 縦横位置を変えてもレンズ光軸が殆ど変わらず縦位置、横位置の撮り分けが容易に出来る。。 (>_<) ファインダー視野率が縦92パーセント横93パーセント 約90パーセントファインダーの為に、気を付けてフレーミングしないと余計な予期しないものが写ってしまいます。 ファインダーで見えない部分が約10パーセントというのは多すぎると思う。 何度となく、この10パーセントに泣かされました。 せめて、100パーセントとは言いませんが95パーセント位の視野率が欲しいところです。 電源 単三電池6本使用。 何処でも入手し易いのは良いのだけど寒さに弱く、直ぐに使えなくなってしまう。 寒さに強いリチュウム電池が使えると真冬の撮影に心強いと思う。 645NUはリチュウム電池対応(取り扱い説明書に記載)になりました。 645Nについては使用可と使用不可との両情報があり?です。 フィルムバック 中判カメラでは、撮影途中にフィルムバックを交換できる機種が多いですがペンタックス645は出来ません。一台のBODYでフィルムを使い分ける事が出来ない為に、フィルムの使い分けをしたい時はBODYを2台持っていかなくては成らない。 防塵性の為には仕方ない部分ではある。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ストラップ |
上…645Nに付属していたストラップ及び取り付け金具 下…初代645に付属していたストラップ及び取り付け金具 写真はありませんが645NUには、下の金具に上のストラップの組み合わせで付いてます。
ストラップは645から645Nになるときに変更され645NUには645Nと同様の製品が付属していました。 645から645Nに変更される時にストラップ幅が若干太くなった様です。 取り付け金具は、645から645Nになるときに写真下の総金属製から写真上の金属+プラスチックカバー付きに変更されました。 しかし、645Nから645NUになったときは初期の645と同様の総金属製に戻ってしまいました。 自分としては取り付け金具は645Nに付属していたプラスチックカバー付きが使いやすいしデザイン的にも好きだったので645NUになり初期型同様に戻ってしまったのが残念です。 *購入時期により違いは有るかも知れません。 |
645 | 645N | 645NU | |
重さ | |||
画面サイズ | 56X41.5mm | ||
露出モード | フルモード | フルモード | フルモード |
露出補正 | -4〜+4(1段毎) 改造により-5〜+5(1/2段毎) |
-3〜+3(1/3段毎) | -3・1/3〜+3・1/3 (1/3段毎) 又は -3・1/2〜+3・1/2 (1/2段毎) ファンクション設定により選択 |
測光方式 | 中央部重点平均測光 | デュアル多分割測光・スポット測光・中央部重点平均測光 | デュアル多分割測光・スポット測光・中央部重点平均測光 |
オートブラケッ機能 | なし | あり | あり |
プレビュー機能 | あり | あり | あり |
視度調整機能 | あり | あり | あり |
巻き上げ速度 | ノーマルは連続1,5枚/秒 露出補正の改造すると、連続巻き上げかシングル巻き上げのどちらかに固定されます。 愛機はシングル巻き上げ仕様になってます。 |
連続2枚/秒 | 連続2枚/秒 |
シャッター速度 | 1/1000〜15秒 オート時は無段階 マニュアル時は1段ステップで設定可能 シンクロ速度1/60 |
1/1000〜30秒 オート時は無段階 マニュアル・シャッター優先AE時は改造により1/2段ステップ設定可能 バルブタイマー使用時は最大480秒(8分)まで設定可能 シンクロ速度1/60 |
1/1000〜30秒 オート時は無段階 マニュアル・シャッター優先AE時はファンクション設定により1/2段ステップ設定可能 シンクロ速度1/60 |
120フィルム使用時の 撮影枚数 |
15枚 | 16枚 | 15枚又は16枚 ファンクション設定により選択 |
フィルム撮影データ− 写し込み機能 |
なし 撮影データは手書きしてます。 φ(..)メモメモ |
フィルムカウンター、露出モード、撮影F値、シャッター速度、露出補正値、測光モード、レンズ焦点距離 A(MF)レンズ及びテレコン併用時はレンズ焦点距離は記録されません |
ボディ識別記号、フィルム本数、フィルムカウンター、露出モード、シャッター速度、撮影F値、露出補正値、AEB、測光モード、AE-L、ストロボ、レンズ焦点距離、フォーカスモード、AFエリア、設定感度 A(MF)レンズ及びテレコン併用時はレンズ焦点距離は記録されません 青文字がNより増えた部分です。 |
ファンクション又は改造 | メーカー改造 露出計スイッチ 露出補正ダイヤル メインスイッチ誤操作防止 ストラップ回り止め |
メーカー窓口でのカスタム 6項目 |
ファンクション 10項目 |
電源 | 単三6本 バックアップ用にリチュウム電池内蔵(交換はサービスセンター) |
単三6本 | 単三6本 |
中判カメラの魅力 |
BACK |